返済が遅れても利息と元金を遅ればせながら返済していけば、なんとかなると思っている債務者に一言

返済が遅れても利息と元金を遅ればせながら返済していけばなんとかなると思っている債務者は多い。

銀行取引をするときに取り交わす約定書や借入証書の条項を
読んでいない方がほとんどなのだからしょうがない。

多少の延滞ならいざ知らず、3回延滞でそう思い込んでいるとしたら
大きな間違いだ。

3回も返済が延滞すれば、まず期限の利益を失う。
これは内容証明郵便で期限の利益喪失通知というかたちでくるから
わかっている債務者は多いはずだ。

そしてこの期限の利益喪失通知がきた段階で
元金とも利息とも違う 遅延損害金なるものが発生し始める。
しかも悪いことに
その金利は13%とか、18.25%といった高金利なのだ。

この 遅延損害金が発生すると
もはや債務は雪だるま式に増え、返すことができなくなる。

これは会社の借入でも住宅ローンでも同じだ。

だから、返済が遅れだしたらすぐに債権者に相談しに行くべきなのだ。

住宅ローンのケースで上記を図解してみました

住宅ローンの延滞で遅延損害金が発生すると・・・
住宅ローンの延滞で遅延損害金が発生すると・・・

信用保証協会付融資の代位弁済、これからどうなる? -担保がある場合-

信用保証協会付融資で借り入れをしていて
返済が延滞し続けた場合、

信用保証協会が直接に所有不動産に根抵当権をつけている場合や
借りている銀行が担保をつけている場合、
その不動産はどうなるのか?

そのフローを書いてみます。

信用保証協会付融資の代位弁済のフロー -担保がある場合-

信用保証協会付融資の代位弁済、これからどうなる? -担保がある場合-

信用保証協会付融資の代位弁済、これからどうなる? -無担保の場合-

信用保証協会付融資で借り入れをしていて
返済が延滞し続けると、
まず督促があり、次に内容証明郵便が届きます。

そこには「銀行取引約定書x条にもとずき期限の利益を喪失します」
と書かれています。

この内容証明郵便がきたら、
もう事業を継続するのは困難になります。

なぜ? といえば、 「期限の利益喪失」とは
即刻、全融資金を返済しなさいということだからです。

1億円の融資残があれば 1億円即刻返済しなければならないのです。

そして、この期限の利益喪失は、ほとんどの場合で
融資を受けているほかの銀行でも同じ事態を招きます。

代表的な借入・信用保証協会付融資の無担保のケースで
考えると
返済ができなくなってから、融資を保証している信用保証協会に移ります。これを代位弁済といいますが、そのフローはこんなふうになります。

信用保証協会付融資代位弁済フロー、無担保の場合
信用保証協会付融資代位弁済フロー、無担保の場合

会社が破たんするとどうなるのか?

「会社が破たんするとどうなるのか?」
経営危機に直面した企業の経営者なら
誰もがそう考えるところ。

でも、破たん後の道がどうなっていくのかちゃんと説明できる
人は少ないのです。

破たん経験者に聞いてみても、その知識は正直役に立たない。
「なぜ?」っていうと、その会社の保全バランスや個人資産
はては、連帯保証人の状況によっておのずと対応が違うからです。

実際に事業が破たんの危機になったら
手前味噌ですが、私の本を読んでみてください。

何ができて、これから先どうなっていくかがわかる目安になると思います。

と、ここまで書いて宣伝ぽいですが、我ながらお勧めです。