融資銀行はどのように債務者の資産をみつけるのか?

これは 破綻に直面しそうな債務者にとって気になるところと思われます。

企業再生の相談を多く受けていると
資産 < 借入金 の状態で、返済もできなくなり、破綻しているのに
個人資産を守っている債務者もいます。

社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます! [単行本(ソフトカバー)] こう書房
でも書いたように
破産しても2億円の資産と3000万円の年収が守れた!事例 もあるのです。

もっともこんなことができるのは あるケースにあてはまるという条件がありますが…

ところで、融資銀行はどのように債務者の資産をみつけるのかというと、
まずは、最初の融資をするときに作る調書
融資担当者との雑談
決算書類
などですが、

融資しているのが会社の場合、
経営者の個人資産をみつけるのは
けっこう難しいことになります。

ただし、経営者が個人で収益不動産をもっていれば
個人信用情報をとれば、それに紐のついた融資が判明し、
融資銀行がわかるため資産も特定しやすくなります。

仮に 収益不動産を複数もっていれば
購入時の
担保不足を補うため
共同担保で担保設定しているケースが多く、
すべてわかってしまう可能性があるのです。

この図でいうと
自宅を担保に融資をsているA銀行には
豊洲の賃貸物件の存在はわからない可能性があります。
さいたま市の賃貸不動産も同じです。

ところがこの不動産に関連した融資があれば個人信用情報照会の取得で
わかってしまいます。

ところが豊洲・さいたま市の賃貸不動産の所有者が
社長の奥様で、社長が所有権の一部をもっていたとしても連帯保証人である場合
この担保のつけかたでは
わからない可能性が大きいのです。

最初から事業が悪くなることを考えて経営をおこなう社長はいないと思いますが、
最初からどのようにしたら資産防衛できるかを考えていくと
経営にも思わぬ良い影響があることがあります。
なぜ? といえばこれも「リスク管理」のひとつだからです。

5-10hosoku